ワンピースの物語はいよいよ最終章に突入し、長年伏線として語られてきた「エルバフ」編が始まりました。
その中で注目を集めているのが、エルバフの王子・ロキです。
ロキはエルバフ王族という立場は明かされているものの、人物像・思想・能力はいまだ多くが謎に包まれています。
この記事では、
- ロキの確定情報
- 作中描写から分かる人物像
- 北欧神話をもとにした考察
- 今後の物語での役割
を、事実と考察を明確に分けて解説していきます。
ロキの登場シーン
| 登場巻数 | 内容 |
| 第85巻 858話 『会議』 | シフォンが巨人国「エルバフ」の王子ロキがローラに一目ぼれし求婚したというエピソードを話す |
| 1126話 『謎の国の冒険』 | エルバフ編始まり |
| 1127話 『謎の国の冒険』 | 冥界からロキの叫び声 |
| 1130話 『呪いの王子』 | ロキの姿初登場 |
| 1131話 『冥界のロキ』 | エルバフ編 |
| 1132話 『エルバフの冒険』 | ルフィに自分と冥界であったことは他言無用と伝える描写 |
| 1134話 『フクロウの図書館』 | 冥界で「モサ公」と電話している |
| 1135話 『友の盃』 | 軍子とシャルロットがロキを探し回っている描写 |
| 1136話 『太陽を待つ国』 | ヤルルがロキのことを「ニカになろうともがいた」者と発言 他の巨人たちもロキのことはよく思っていない 軍子とシャルロックがロキと接触 |
| 1137話 『シャムロック登場』 | 軍子とシャムロックがロキに接触した目的はロキを「神の騎士団」に勧誘し、エルバフの戦士たちを世界政府の指揮下に置くことだったがロキはそれを拒否 |
| 1138話 『神典(ハーレイ)』 | 悪魔の実の能力を持ったシャルロットの剣(ケルベロス)に刺され瀕死に) |
| 1141話 『歳上の女』 | ルフィとゾロがロキの鎖を外し解放 |
| 1142話 『わたしのこわいもの』 | 片足が海楼石の錠につながっているロキが、鉄雷でエルバフに攻撃 |
| 1143話 『神の騎士団』 | 瀕死で出血多量のため再び倒れる |
| 1145話 『樹道8号線第2樹林火災』 | 瀕死のロキをみんなで治療する |
| 1151話 『もういいわかった』 | ルフィとともに神の騎士団と戦闘 |
| 1170話『裏腹』 | エルバグの国宝の悪魔の実を食べ、ハラルド王に頼まれ、ハラルド王を殺害 |
ロキとは?【確定している基本情報】
まずは、原作・アニメで判明している確定情報を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ロキ |
| 種族 | 巨人族 |
| 懸賞金 | 26億ベリー(1131話より) |
| 身分 | エルバフの王子、ハラルドの息子 |
| 初言及 | ホールケーキアイランド編 |
| 特徴 | 王族でありながら詳細な描写は少ない |
| 悪魔の実 | 能力者であるが未確定 おそらく「幻獣種」? |
ロキは、巨人族の国エルバフを代表する王族の一人であり、ハラルド王の息子である
単なる脇役ではなく、国家レベルで重要な立場にある人物です。
ロキとローラの政略結婚が持つ意味(原作第85巻858話より)
ロキの存在が強く印象づけられたのが、ホールケーキアイランド編です。
政略結婚の相手だったロキ
- ロキは、ビッグ・マムの娘 シャーロット・ローラ に一目ぼれ求婚
- ビッグマムは巨人族を戦力として迎え入れることができると考え喜んだ
結婚破談がもたらした影響
ローラが結婚を拒否して逃亡したことで、
- 双子のシャーロット・シフォンが代わりにロキと結婚しようとするも、ロキはローラ出ないと見破り拒否
- エルバフとビッグ・マムの同盟は破綻
- ビッグ・マムはエルバフを強く恨むようになる
- ビッグマムは巨人族を仲間にするのをあきらめ、人間を巨大化させる研究に力を入れる
結果としてロキは、
四皇勢力との関係を左右する存在として描かれることになります。
ロキはどんな人物なのか?
エルバフ内では害悪と思われていた
ポイント
・エルバフの巨人が「ロキィ~?あんな犯罪者に会ってどうする!?」「エルバフの全国民が愛したハラルド王を殺した男!!エルバフの"害悪"!!!」という発言がある。(1135話『友の盃』より)
・他の巨人たちも「あいつは"呪いの王子"なんだ!!ハラルド王は「息子によって殺される」とロキが生まれる前から予言されてたのさ」「生まれてまもなく王家に仕える"幸せの馬"を殺した・・・!!」「リンリンが伝説の戦士ヨルル様を殺したのもあの年だった」「国には天災が続き王妃はロキを生んで1年でお亡くなりに・・・!!」「冥界を遊び場とし天性の腕力で凶暴な動物たちを殺し!従え!村に解き放った!それがわずか10歳の時」「放火に破壊!!ロキのイタズラの数々は我々の命を脅かした!」
ロキが父・ハラルド王を殺害(1170話『裏腹』)
ポイント
・イム様の力で操られてしまいハラルド王がエルバフを攻撃し始める
・エルバフにいる巨人族は誰もハラルド王に歯が立たず
・ロキがエルバフの国宝である悪魔の実を食べる
・ハラルド王に頼まれて覇王色を使えるロキが父親であるハラルド王を涙を流しながら殺害する
ハラルド王を殺害したことにより6年も冥界に拘束されていたロキ
実は暴走するハラルド王自身に頼まれて殺害していました。
これらから、ロキは
自らの感情よりも国家を優先する王族的な思考を持つ人物と考えられます。
巨人族社会での異質さ
一方で、ロキは巨人族の中でも
やや異端的な存在として扱われている可能性があります。
- 名前の由来が北欧神話の「ロキ」
- 作中で語られる不穏なイメージ
ロキの能力は?覇王色持ちの悪魔の実の能力者
ポイント
・覇王色を使える
・エルバフの国宝である悪魔の実を食べた
・手に持っているのは鉄雷
ロキが持っている鉄雷は悪魔の実の能力を持っている
ポイント
・ムダだぞロキ!「国宝」であるその悪魔の実は!何百年もの間誰も食わなかったんじゃない・・!誰も食えなかったんだ!!
"鉄雷"に誰一人認められずにな!!(ハラルド王1170話『裏腹』)
・ロキは悪魔の実を食べるために自分のハンマーで鉄雷に立ち向かう。ハンマーは折れてしまう。しかし、リスが出現し頭には鉄雷を付けている。
つまり鉄雷は鉄雷がリスに関する悪魔の実を口にしている、「鉄雷(ラグニルが)悪魔の実を食べている」ということである。
ロキが鉄雷に認められ、国宝の悪魔の実を食べることができた。
北欧神話から見るロキのモデル考察
ワンピースでは、エルバフが北欧神話を強くモチーフにしている国として描かれています。
ロキの名前も、北欧神話の神「ロキ」が由来である可能性が高いです。
北欧神話のロキの特徴
- 嘘・策略・変身を司るトリックスター
- イタズラ好きの神
- その名は「終わらす者」や「閉ざす者」の意味
- 神々の仲間でありながら、最終的には敵対
- 終末戦争「ラグナロク」の引き金となる存在
この神話的背景から、
- ロキがエルバフ内部の混乱を招く存在
- 物語の転換点になるキャラクター
である可能性が考えられます。
北欧神話ロキが破壊したもの
ポイント
- 神々の調和:ロキの悪戯や策略はアース神族内部の信頼関係を大きく揺るがし、特にバルドル事件以降は神々の結束を根底から破壊した。
- バルドルの命:ヤドリギの槍(または矢)を盲目のホズに持たせることで、無垢な兄バルドルを死に至らしめた。この事件は神々にとって最大の悲劇であり、世界の秩序を崩す決定的要因となった。
- アース神族の未来(ラグナロクの引き金):ロキはバルドル殺害や巨人族との結託を通じ、ラグナロクへ向かう不可逆の流れを生み出した。最終的には巨人軍を率いることで、神々の時代そのものを破壊へと導く。
エルバフ王子ロキと北欧神話ロキの対比
| エルバフ王子ロキ | 北欧神話ロキ |
| ハラルド王殺害 | 光の神パルドルを間接的に殺害 |
| エルバフを率いて世界政府を破壊へ導く?(予想) | 巨人軍を率いることで、神々の時代そのものを破壊へと導く |
ロキの悪魔の実は何か?
1170話『裏腹』でエルバフの国宝の悪魔の実を口にする描写がありました。
食べた瞬間爪が鋭くなり、「バキバキ」と音を上げながら変身しています。

叫び声は「バオオオオオオオ」

①トリックスター系能力者説
神話ロキを反映するなら、
- 変身
- 幻覚
- 精神攪乱
といった、直接的な破壊よりも混乱を生む能力を持つ可能性も否定できません。
② フェンリル関連能力説
北欧神話では、ロキの子に
世界を滅ぼす狼フェンリルが登場します。
- 鎖に繋がれる存在
- 解放=終末
という構図は、
ワンピースの「解放」「世界の夜明け」というテーマとも一致します。
ロキは敵か味方か?今後の展開予想
ロキは、
- 王族
- 巨人族
- 世界政府とも無関係ではいられない立場
という点から、
ルフィと完全に同じ思想を持つとは限らない存在です。
敵対する場合
- エルバフ内部の権力争い
- 世界政府側につく可能性
- 価値観の衝突
共闘する場合
- 巨人族と麦わらの一味の同盟
- エルバフ編の象徴的存在
- 世界政府打倒の重要戦力
どちらに転んでも、
エルバフ編の中心人物になる可能性は極めて高いと言えるでしょう。
まとめ|ロキは「物語を動かす王子」
- ロキはすでに正体が明かされているエルバフの王子
- 立場は明確だが、人物像・能力は未公開
- 北欧神話モチーフから重要キャラになる可能性が高い
エルバフ編が本格化したとき、
ロキという存在がワンピースの世界観を大きく揺さぶることになるかもしれません。