今回人生で2回目のテント泊をしました。
場所は立山連峰の雷鳥沢キャンプ場!
2023年の10月初旬に行きました。
この記事を読んでわかること
この記事を読んでわかること
・雷鳥沢キャンプ場の営業時期
・雷鳥沢キャンプ場までのルート
・気を付けるべきこと
雷鳥沢キャンプ場とは?|営業期間と特徴
雷鳥沢キャンプ場は、北アルプス・立山連峰にある人気の高山キャンプ地です。標高約2,300mに位置し、迫力ある山々と澄んだ空気、そして満天の星空が魅力です。
ポイント
・営業期間:例年4月中旬〜10月下旬(※積雪状況による)
・設備:テント泊専用地(1泊1,000円)、トイレあり、水場はなし(室堂で給水)
・電波状況:docomo、楽天モバイル、ソフトバンクは通信可能
私が訪れたのは10月初旬。前日に雪が降ったため、予想外の雪中キャンプとなりました。
アクセス方法|東京から雷鳥沢キャンプ場までの行き方


立山連峰への玄関口は、富山側の立山駅または長野側の扇沢駅。今回は、車で東京から扇沢駅まで向かい、そこから立山黒部アルペンルートを利用して室堂を目指しました。
車でのアクセス
・東京都内から扇沢駅まで:約3時間40分(安曇野IC下車→一般道60分)
・無料駐車場:約230台(早朝には満車になることが多い)
・有料駐車場:約350台(第1〜第3駐車場、24時間1,000円)
金曜夜に東京を出発し、0時半に扇沢駐車場に到着。星空が綺麗でしたが、車中泊は寒く寝苦しい夜でした。
立山黒部アルペンルート|扇沢〜室堂の道のり
翌朝6:30発の始発便に乗るため、早朝からチケット売り場へ。
電気バス:扇沢駅 → 黒部ダム(16分)
ケーブルカー:黒部ダム → 黒部平(5分)
ロープウェイ:黒部平 → 大観峰(7分)
トロリーバス:大観峰 → 室堂(10分)
合計約1時間半で、標高2,450mの室堂ターミナルに到着します。

20時00分 | 東京発 |
0時30分 | 扇沢駅着(車中泊) |
6時30分発/6時46分着 | 扇沢駅発・黒部ダム着/電気バス |
7時10分発/7時15分着 | 黒部ダム発・黒部平着/黒部ケーブルカー |
7時30分発/7時37分着 | 黒部平発・大観峰着/立山ロープウェイ |
7時45分発/7時55分着 | 大観峰発・室堂着/立山トンネルトロリーバス |
8時10分 | 室堂出発 |
9時00分 | 雷鳥沢キャンプ場着、テント設営・休憩 |
10時10分 | 雷鳥沢キャンプ場出発 |
12時15分 | 真砂岳山頂着 |
13時30分 | 雷鳥沢キャンプ場着・休憩 |
14時分00 | 雷鳥沢キャンプ場出発 |
14時30分 | みくりが池温泉着 |
16時00分 | 雷鳥沢キャンプ場着/1日目終了 |
土曜日の朝に扇沢駅を出発し、雷鳥沢キャンプ場に1泊し、日曜日の昼頃下山しました。
それでは詳しく話していきたいと思います!
立山黒部アルペンルート扇沢駅のアクセス
長野側からの扇沢駅アクセス(マイカー)
・安曇野IC下車一般道で60分(東京都内から3時間40分程)
・マイカー規制により、扇沢より先の黒部ダム、黒部湖、黒部平などは自家用車ではいけません。
扇沢駅無料駐車場で車中泊
無料駐車場に行くなら前日から行った方がいいです。
有料の駐車場は朝も空きがありました。

ポイント
・金曜日の夜8時に東京発午前0時半に扇沢駅着
・無料駐車場は230台、有料駐車場は350台収容可能
・第1、第2駐車場:12時間まで1000円(超過12時間まで1000円)
・第3駐車場:24時間まで1000円(超過24時間まで1000円)
・朝5時半に起きたときはすでに無料駐車場は満車でした。
・扇沢駅発の始発は朝6時30分(20分前からチケット発売開始)※季節により時間変わります。
金曜日の夜中に東京を出発して談合坂SAでご飯食べたりのんびりドライブしました。
日付が変わって0時半ごろに扇沢駐車場に到着しましたが、半分以上車が駐車していました。
空はとても星がきれいでしたよ!

男3人で車中泊しましたが寝心地は悪くあまり寝られませんでした。
朝は5時半に起床し、6時に扇沢駅のチケット売り場に向かいました。

無料駐車場はすでに満車でした。

すでに10~20人がチケット売り場に並んでました。
扇沢駅から室堂までの道のり|立山黒部アルペンルート

ポイント
・扇沢駅から室堂(むろどう)まではトータル約1時間半
室堂から雷鳥沢キャンプ場までのルート
ポイント
・所要時間:約1時間(ゆっくり歩いて)
・経由地:みくりが池、みくりが池温泉、雷鳥荘
石段が多く、アップダウンがあるルートです。前日の雪の影響で足元は滑りやすく、慎重に進みました。
雷鳥沢キャンプ場手前には長い下り階段があり、雪が積もると難易度が上がります。

雷鳥沢キャンプ場の施設情報
ポイント
・利用料金:1泊1,000円
・トイレ:管理棟内にあり、きれい(ウォシュレットなし)
・水場:なし(飲用水は室堂で確保)
・通信状況:docomo、楽天モバイル、ソフトバンクは利用可能
・気温:日中10℃前後、夜間-2℃(10月初旬)
キャンプ場は開放的で景色も素晴らしいですが、夜間は風が強く、テントが飛ばされないようペグ固定が重要です。
雪が積もっていてかなり滑りやすかったです。

転ばないように慎重に下りました。

キャンプ場到着しました。

雪山キャンプなんて水曜どうでしょうを思い出します(笑)

ここをキャンプ地とする。

雷鳥沢キャンプ場は1泊1000円です。

雷鳥沢キャンプ場のトイレ

トイレは管理棟の中にあります。
宿泊者は無料で利用できます。

ウォシュレットはありませんが、きれいでした。

水は凍結防止でずっと流れっぱなしです(飲めません)
テント泊に必要な持ち物をまとめた記事はこちら
標高日本一の温泉「みくりが池温泉」

ポイント
・入浴料:大人1,000円/子供700円
・特徴:標高2,410m、日本一高所にある天然温泉
温泉を出てすぐのところで、間近でみくりが池の絶景がみれましたよ。逆さ雄山がみえました。

真砂岳を登ってみて|雪山装備の必要性
ポイント
・所要時間:約1時間30分(雷鳥沢〜山頂)
・状況:積雪あり。雄山は断念。
10月初旬でも雪が積もる可能性があります。
今回、私はアイゼンを持っておらず、滑って苦労しました。積雪がある場合は、軽アイゼンよりも12本爪の本格的なものをおすすめします。
雪中キャンプの注意点と感想
夜の最低気温は-2℃。風が強く、雪でペグが緩み、テントが飛ばされかけました。
ポイント
・使用シュラフ:モンベル Down Hugger 650 #3 →ギリギリ耐えられた
・おすすめ:冬山用なら#1が理想
・結露がひどく、体感温度はさらに低く感じました
テント泊に必要な装備チェックリスト(抜粋)
ポイント
・冬対応シュラフ(最低-5℃対応)
・マット+銀マットの二重構造
・防寒着(ダウン+ウィンドシェル)
・軽アイゼン/12本爪アイゼン
・ヘッドライト
・ストーブ・燃料
・行動食(高カロリー食)
・ゴミ袋、防水スタッフバッグ
雷鳥沢キャンプ場到着
ポイント
・1泊1000円
・トイレあります。(ウォシュレットなし)
・電波つながります(docomo、楽天モバイル、ソフトバンクはつながりました)
・みくりが池温泉まで30分
・日中10℃、夜間-2℃(10月初旬)
・水場はないので、飲み水は室堂駅でくんでいきましょう。
キャンプ場到着直前にはなが~い階段があります。

室堂からキャンプ場までの道のりの起伏があり、けっこう大変でした!(雪で歩きづらいのもありました)

雪山テント泊を体験できたのはよかったです!
夜は風がとても強く、雪が解けてペグが外れてテントごと飛ばされかけました。
最低気温は-2℃でしたが結露がすごく、体感温度はかなり低かったです。

モンベルの#3のDownn Hugger650でぎりぎり乗り越えられました。
冬山登山はモンベルだと#1のシュラフがベストだと思います。
真砂岳を登頂
ポイント
・雷鳥沢キャンプ場から真砂岳山頂までは1時間30分
・アイゼンないため、雄山は断念
・少しでも積雪あるときはアイゼン必須です。
むくたはアイゼンを持ってきていなかったのでかなり大変でした。
雪山登山はアイゼン必須です。
このくらい積雪あるとチェーン型のアイゼンより、しっかり歯が12枚ついているもののほうが安心です。
まとめ|10月の雷鳥沢キャンプ場は雪の覚悟を!
雷鳥沢キャンプ場は、アクセスや設備の良さから登山者に人気のスポットですが、10月以降は雪の可能性が非常に高くなります。
ポイント
・アイゼンなどの雪山装備は必須
・テント・シュラフ・防寒具は万全に
・アルペンルートの始発便を利用し、余裕ある行動を
私はアイゼンなしで登った結果、真砂岳でも大変苦労しました。次回はしっかり装備して、雄山までリベンジしたいと思います。
10月の登山・キャンプを計画している方は、ぜひこの記事を参考に、安全で楽しい山旅を!